大会の開催案内 第3報
日本公開天文台協会では、第16回全国大会を下記のとおり対面・オンラインライブ配信のハイブリッド方式で開催します。
皆様のご参加をお待ちしております。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、対面方式を中止し、完全なオンライン方式に変更する場合がありますので、ご了承ください。
今回はリモート開催のため、通常の顔を合わせての大会とは異なりますが、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
令和4年4月28日
(令和4年5月23日発表プログラム追記)
各位
日本公開天文台協会
会長 村上 恭彦
日本公開天文台協会(JAPOS)
第16回全国大会(島根大会)について(開催案内)
2022年6月のハイブリッド大会のご案内をお送りいたします。
- 主催:日本公開天文台協会(JAPOS)
- 共催:島根県立三瓶自然館
- 後援:NPO法人 東亜天文学会
1 会期
- 令和4(2022)年6月27日(月)13:30~6月29日(水)12:00
2 会場
・国立三瓶青少年交流の家(メイン会場・宿泊)
(https://sanbe.niye.go.jp/)
住所:〒694-0002 島根県大田市山口町山口1638-12
電話:0854-86-0319
・島根県立三瓶自然館サヒメル
(https://www.nature-sanbe.jp/sahimel/)
住所:〒694-0003 島根県大田市三瓶町多根1121-8(メイン会場から徒歩10分)
電話:0854-86-0500
※オンライン参加申込者向けの視聴URLは後日ご連絡します。
3 メインテーマ
「多様化の時代に求められる観望会とは」
天体望遠鏡を使って参加者に天体を見てもらう観望会は、言うまでもなく公開天文台では継続的に行われていることであり、その根幹をなす活動です。しかしそれは、参加者、あるいは潜在的な利用者に本当に求められるものになっているでしょうか。
今大会では、あらためて利用者の声に耳を傾け、観望会を見直します。昨今は、従来の眼視による観望だけでなく電視観望という手法が広まってきています。また、コロナ禍もあって、天体のインターネット配信も盛んに行われるようになりました。20代以下のZ世代は、オンラインの世界で新しい文化を次々と生み出しはじめています。
そのような現状を踏まえ、人々に望まれる新しい観望会の在り方を探ります。
4 日程(案)
●6月27日(月)
- 13:30 入所式・オリエンテーション・開会行事
- 14:30-16:30 研究発表1
- ・「九州発の星祭り 九州大観望会「星宴」~コロナ禍におけるひとつの在り方~」
- 平塚 勝一
- ・「館齢25年目での近代化改装」
- 稲葉 洋一
- ・「観望会における組立式天体望遠鏡の活用について」
- 縣 秀彦
- ・「『公開天文台白書 2018』の作成経過と今後の展望」
- 米澤 樹・澤田 幸輝・尾久土 正己
- ・「楽しい電視観望 ~CMOSカメラで宇宙を観る~」
- 村上 将之
- ・「教員養成系大学生向け地学実験Ⅱの講座から」
- 船越 浩海
- ・「観望会でのMitakaの活用について」
- 佐伯 昌市
- ・「プラネタリウム100周年」
- 井上毅
- 19:30-21:30 観望会運営研修(雨天・曇天時はグループワーク)
●6月28日(火)
- 09:00-10:00 総会
- 10:15-12:00 講演「KAGRA/電視観望について」(仮)
講師 東京大学 宇宙線研究所 宮川治 准教授 - 13:00-14:30 セッション「新しい博物館法と公開天文台」
解説:桜美林大学 浜田弘明教授
(博物館学、文化審議会博物館部会 法制度の在り方WG座長)
その他:パネルディスカッションなど(以上計画中) - 15:00-17:00 研究発表2(オンライン発表者)
- ・「各社会教育施設新型コロナ対策・影響のアンケート調査=(一社)日本天文教育普及研究会社会教育分」
- 福澄 孝博
- ・「天体ドーム 星空投映ソリューション」
- 冠木 レオ
- ・「光害の現状と課題」
- 内田 重美
- ・「学芸員資格取得の審査認定について」
- 宮本 敦
- ・「天文台浴の提唱ー博物館浴とウェルネスツーリズムをめぐって」
- 宮本 孝志
- ・「ドラレコで火球をCatchしたら&iPhoneでH-IIAをCatchしたら、こうなった」
- 豊増 伸治
- 19:30-21:30 グループワーク(前日が雨天曇天の場合は観望会運営研修)
●6月29日(水)
- 09:00-11:00 研究発表3
- ・「場のコントロールの仕方」
- 岩穴口 栄市
- ・「これから見られるスゴイ星食」
- 早水 勉
- ・「オンライン天文クラブの試行」
- 鳫 宏道
- ・「星の子館の観望会について」
- 原田 実紀
- ・「リアルとオンラインをつなぐ南阿蘇ルナ天文台の取り組み」
- 園木 達也・長井 知幸・村田 祐樹・高野 敦史・武藤 祐子
- ・池田 隆裕・中村 梨花
- ・「スター・ウィーク2022について」
- 古屋 昌美
- ・「コロナ禍での開館状況とその影響(北海道編)」
- 村上 恭彦
- 11:00- 閉会行事
- 11:30- 退所式
研究発表の申し込み状況により、日程が若干変更になる場合があります。オンライン開催になった場合には日程を6月27日(月)~28日(火)の2日間に変更します。
6 参加費等
- (1)参加費(現地参加・オンライン参加とも)
- JAPOS会員 1,950円(大会参加費)
- JAPOS非会員 3,950円(大会参加費2,950円、大会集録費1,000円)
事前の振込が必要です。JAPOS年会費と同時納入も可能です。振込方法は、お申し込み後ご案内します。
※2021年度とは異なり、オンライン参加希望者も参加費の事前振込が必要ですので、ご注意ください。【振込締切6月10日(金)】
- (2)宿泊・食費 3,520円(2泊5食)
- 前泊する場合 5,470円(3泊8食)
現地で徴収します【参加費と一緒に振り込まないでください!】。
※一部参加の場合はお問い合わせください。
7 参加・発表申し込み
現地参加のほか、オンライン参加が可能です。下記のフォームよりお申し込みください。
フォームを利用できない場合は、大会現地事務局へお問い合わせください。
- 申し込みはこちら
- 発表締切:5月15日(日)※早期終了の場合あり、お早めに。
- 参加締切:5月27日(金)
8 発表について
現地での口頭発表およびポスター発表、およびZoomを利用したオンライン口頭発表ができます。
発表枠に限りがありますので、締め切りを待たずに受付終了となる場合があります。
発表をお考えの方は早めにお申し込み下さい。
なお、新型コロナウイルスの流行状況によって完全オンライン方式の大会となった場合も、原則としてすべての口頭発表者・ポスター発表者がオンライン発表できるように手配いたします。
また、賛助会員による展示も可能です。
- (1)口頭発表時間:15分+質疑応答3分を予定。
(申込状況により変更になることがあります。) - (2)すべての口頭発表希望者は、6月中旬開催(予定)の配信テストへの参加必須
(突然の完全オンライン方式へ移行がありえます、ご協力よろしくお願いします)。 - (3)主催者準備機器
- ・ノートパソコン(Windows+PowerPoint)
- ・読取可能媒体:USBメモリー・CD・DVD等
- ・プロジェクター
- ・レーザーポインタ
- ・ポスター発表用文房具
- ・ポスター用パネル、展示用机
- (4)集録原稿、並びにバックアップ用スライドデータの入稿締め切りは6/6(月)です。
締切までにご入稿がない場合、発表できない場合がありますのでご注意下さい。
原稿作成フォーマット・入稿方法のご案内メールを後日お送りいたします。(指定フォーマット以外の入稿は出来ません。ご注意下さい。)
9 新型コロナウイルス感染症対応について:【必ずお読みください!】
●現地参加者は受付時に次のどれかを提示してください。
- ・6月13日以前の3回目のワクチン接種済証等
- ・6月24日以降のPCR検査または抗原定量検査の陰性証明
- ・6月26日以降の抗原定性検査の陰性証明 (証明書類はコピー、画像でも可)
●6月24日以降、発熱(37.5度以上又は平熱比+1度以上)や咳、のどの痛み等の症状があるなど、体調の優れない方は、参加を控えてください。
●大会中はマスクの着用及び手指消毒を徹底してください。
●食事は黙食とし、会話をするときにはマスクを着用してください。
●懇親会は行いません。任意の懇親会も自粛を求めます。(食堂で個人的に酒類を購入することは可能です。)
●次のような状況になった場合、完全なオンライン方式に切り替えて開催します。
- ・会場、宿泊施設が使用不可能な場合。
- ・開催館自治体、東京、大阪(主な中継地点)で、まん延防止等重点措置、緊急事態宣言が発出されている。
- ・その他、感染拡大の兆候が現れた場合。
オンライン開催の場合には日程が6月27日(月)~28日(火)の2日間になります。
10 会場へのアクセス
飛行機で
- 出雲空港(東京、大阪、仙台、名古屋、静岡、福岡、隠岐から直行便あり)
空港-連絡バス→出雲市駅 または、空港からレンタカーで90分
鉄道で
- ○大阪方面から
- 各駅-新幹線→岡山駅-特急やくも→出雲市駅
- ○九州方面から
- 各駅-新幹線→新山口駅→特急スーパーおき→大田市駅 または 出雲市駅
バスで
- ○広島方面から
- JR広島駅新幹線口-みこと号→出雲市駅
●出雲市駅からは送迎バスを運行します。
- (行き)27日 12:15出雲市駅発
- (帰り)29日 12:00三瓶青少年交流の家発
●大田市駅からは路線バスが出ています。
- (行き)平日のみ 11:17大田市駅発
- (帰り)平日のみ 12:25三瓶青少年交流の家発 所要約1時間
車で
- ○大阪方面から
- 山陰自動車道・出雲ICより50分
- ○九州方面から
- 浜田自動車道・大朝ICより90分
または 中国自動車道・三次ICより80分
または 松江自動車道・吉田掛合ICより40分 - ○山陽・四国方面から
- 松江自動車道・吉田掛合ICより40分
11 宿泊施設について
宿泊室は相部屋ですが、通常の定員の半分以下での利用となります。研修施設につき、ホテルのようなアメニティはありません。寝巻、タオル、石けん、シャンプー、歯ブラシ、ひげそり等はご持参ください。日常品は売店でも購入できます。
12 その他
1日目と3日目の昼食はありませんので、空港や駅周辺での食事をお勧めします。会場周辺にもハンバーガー店(徒歩圏内)ほか数件の飲食店(車で10~20分)があります。
エクスカーションは設定していませんが、大会開始前、または終了後に
三瓶自然館を各自でご観覧いただくことはできます。
また、周辺施設等の情報は提供いたします。
13 大会現地事務局(問い合わせ、お申し込み)
- 島根県立三瓶自然館サヒメル 担当 竹内幹蔵
電話:0854-86-0500 FAX:0854-86-0501
〒694-0003 島根県大田市三瓶町多根1121-8